思想・哲学・社会

【書評】「日本が売られる」を読んで日本の不都合な真実を知ろう

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こんにちは!

最近話題になっている本「日本が売られる」を読みました!

この本には、普通に生きていたら知ることのない不都合な真実がまざまざと書かれています。

是非この本を読んで、日本・世界で起きていることについて知って欲しい。

マスコミで報道されていることに惑わされず、本質を見抜かなくてはいけないと改めて感じました。

 

この記事では、そんな「日本が売られる」の内容について簡単にまとめていきたいと思います。

 

全てを民営化しようとすることの恐ろしさ

今、日本では様々な公営機関が民営化されようとしています。

その代表が水。

水の供給が民間企業にたくされ、価格競争・資本経済の下へさらされることになりそうなのです。

 

そうすると何が起こるか。

民間企業の一番に守るべきものは、消費者ではなく株主。水の提供は基本的に地域単位で1つの企業が行うため、健全な競争は起こらず一種の独占体制になります。

徹底したコストカットを行い、価格は引き上げる。

株主・投資家は喜びますが、消費者にとっては最悪な未来が待っています。

全国どこでも水道水を飲むことのできた日本はなくなり、生命の源である水の存在が危ぶまれることになるのです。

いままで多くの国が水を民営化し失敗してきました。そのため最近では、ふたたび公営化させる流れが加速しています。

その流れに逆行して民営化にいそしんでいるのが日本なのです。

そして、そこにビジネスチャンスを見つけた外資系企業が着々と進出してきているのです。

 

種子の不都合な真実

遺伝子組み換え種子と農薬のセット売りでバイオ企業がぼろ儲けしているのを知っている人は少ないのではないでしょうか?

外資系バイオ企業は、世界中の農業を席捲すべく、強力な農薬とその農薬に耐性を持っている種子を開発し、それを売り出します。

安価な価格と農薬の効き目が強いため最初は魅力的なのですが・・・

農薬の効果は、使えば使うほど薄れてきて雑草や害虫は農薬に耐性を持ちはじめます。

そうするとさらに多くの農薬を投入しなくてはいけません。

農薬が染み込んだ土壌では、バイオ企業が提供する遺伝子組み換え種子じゃないと育ちません。

こうして、バイオ企業による独占がはじまるのです。

これらの農薬は人体に悪影響を与える可能性があると考えられており、多くの国が規制を設けているのですが、日本はその規制をどんどん緩めています

水だけでなく、食も危ぶまれているのが今の日本なのです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

ここに取り上げたのはほんの一部にすぎません。

本書の中では、漁業・林業・働き方改革・TPP・IR法案など様々な不都合な真実が語られています。

これらは、普段なにげなくニュースを見て新聞を読んでいたら知ることのできない話ばかり。

是非、本書を読んで今の日本がいかに危ない状況か知ってほしいです!

 

 

 

 

 

 

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