マーケティング

「デジタル時代の基礎知識ブランディング」に学ぶ現代のブランドマーケティング!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
 
こんにちは!
 
ブランドマーケティングという言葉が最近よく聞かれるようになってきました。
この背景にはどのような要因があるのでしょうか?
 
戦後は物を作れば売れる時代でした。当時は生活用品や生きていくのに必要なモノがが足りないので、とにかく生産能力を上げて供給を増やすことが第一でした。安かろう悪かろうの時代です。
 
続いて、高度経済成長期を迎えると生活も豊かになり、徐々に性能の良い製品や技術力に自信のある製品が売れる時代に入ります。
この時代は日本の品質の高さが評価され世界的に大躍進を遂げます。
企業から消費者に一方的にメッセージを届け、いかに自社の商品・製品は優れているのか知ってもらうのが企業の戦略でした。
 
しかし時代がさらに進むと、製品のコモディティ化が進み、純粋にスペックだけでは他社と差別化が難しくなってきます。
さらにインターネットが出現しスマフォをほとんどの人が持つようになり、情報は企業からの一方向ではなく相互にコミュニケーションを取るようになります。
消費者の持っている情報も豊富になります。
 
このような時代に必要な戦略がまさにブランドマーケティングなのです!
 
さて前置きが長くなりましたが、今回はそんなデジタル化が進む現代の流れをふまえた上でのブランディングを教えてくれる本「デジタル時代の基礎知識ブランディング」のご紹介です!
 
 
この時代を生き抜くビジネスマンとして必読の書籍です!
 

Contents

ブランドとは?

みなさんはブランドと聞いて、どのような企業・商品を思い浮かべるでしょうか?
 
コカ・コーラ、アップル、ディズニーランド
 
様々な業種の様々な企業・商品が挙げられるでしょう。
 
ではブランドとは何でしょうか?
普段から聞きなれているブランドという言葉も、よくよく考えてみると説明しにくいモノです。
 
様々な定義があると思いますが、
ブランドとは「消費者の頭の中に蓄積した価値」と定義することができます。
 
そして消費者はその頭の中の価値を通じて、情報処理を簡略化することができるのです。
 
全く知らない商品はそれがたとえ良い商品だとしても、自分から調べたり他人に聞いたりしないと分かりません。
すなわち情報処理に時間や労力がかかります。
 
しかし、ブランドすなわち頭の中にその商品に対する価値が蓄積していると、「この商品なら間違いないな!」と情報処理を簡略化することができるのです。
 
そのため、企業としてはいちいち毎回消費者に情報を与える労力をかけなくてもブランド価値から情報を処理してくれるのです。
 
もちろんこれは、商品としての性能が高い上での話ですが、それだけでは今の時代は他社と差別化することができません。
たとえ差別化することができてもすぐに模倣されてしまうのがオチです。
 
だから、ブランドという意味合いでの差別化が必要になるのです。
 
すなわちブランドマーケティングとは消費者一人一人の頭の中の価値領域の争奪戦なのです。
 

ブランドマーケティングは高級じゃないと意味がない?

さてブランドが何か分かったところで、ブランドマーケティングについて考えていきましょう。
っとその前にブランドマーケティングと言うと高級なイメージがあるのではないでしょうか?
 
そのイメージからか、うちの企業ではしょせんブランドマーケティングなんかやってもムダだと諦めてしまう中小企業が多いそうです。
 
しかしその考え方は根本から間違っています。
 
先ほどの例に挙げたコカ・コーラは果たして高いブランドでしょうか?決して高いとは言えませんね。
コカ・コーラの名前や見た目から、シュワっとしたのどごしや独特の甘さなどが頭の中に想起される。
 
それがそれがブランドマーケティングの結果です。
 
ドンキホーテなどは逆に安いというイメージをブランド価値として持っています。
 
だから高級というイメージを消費者に持ってもらうのではなく、自社が消費者に訴求したいポイントをおさえてブランドマーケティングを行っていきましょう!
 

ブランドマーケティング

それでは実際にどのようにブランドマーケティング行っていくのでしょうか?
 
現代では、消費者の行動パターンは多彩で、日常生活の中で様々なメディアやチャネルと接します。
 
そして消費者の頭の中の価値領域を手に入れるためには、それぞれの接点における一貫した体験の蓄積が必要なのです。
 
本書では、ブランド力=体験の魅力度×体験の量・時間×体験の一貫性と述べています。
 
すなわち、いくら体験の質と量があっても、その体験に一貫性がなければブランドマーケティングは失敗です。
 
例えば、CMでキレのある味わいを訴求しているのに接客では安さを第一に押していくような場合です。
消費者の中にブランド価値を蓄積していくためには必ず体験の一貫性が不可欠です。
 
そこを見落としてはどんな施策も意味がありません。
 

まとめ

いかがだったでしょうか?
 
この後も具体的にどのようなブランドマーケティングを行えばいいのかなどの話が続くので、是非興味のある方は読んでみてください!
 
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