マーケティング

マーケティングで人生を変えてくれるBASiCSという理論とは!?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
 
こんにちは!
 
またまた非常に勉強になるマーケティング本を読んでしまいました!!!!
 
この前読んだ「ドリルを売るなら穴を売れ」の著者、佐藤さんの著書です。
 
■白いネコは何をくれた?
 
マーケティングコンサルタントの佐藤さんが独自に考え出したBASiCSというツールを理解することでマーケティングの力が確実に身に着きます!!
 
ストーリーと理論の2部構成なので、イメージがわきやすく非常に分かりやすいです。
すらすら読めちゃいます。
 
人生が上手くいかず落ち込んでいたところに現れた一匹の白いネコ。そのネコから主人公は多くのことを学びます。ストーリーは「夢をかなえるゾウ」を思い出させる内容でした。
 
マーケティングに携わる人には絶対に読んで欲しい本です。
 
この記事では、この本で一番重要なBASiCSについて簡単にまとめます。是非参考にしてください。
 

Contents

BASiCSとは?

BASiCSとはBattle field(戦場・競合)、Asset(独自資源)、Strength(強み)、Customer(顧客)、Selling message(メッセージ)の頭文字をとったもので真ん中のiはそれら5つの要素をintegrate(統合)して一貫性を持たせるという意味を持っています。
 
この5つの要素に一貫性を持たせることが企業、はたまた個人のマーケティングにおいて重要になってくるんです。
 
それでは具体的にそれらの要素についてみていきましょう。
 

Battle field(戦場・競合)

これは、どこを戦う場とするかということ。
 
自分が戦う場を明確に定義しないと、競合も分からないし、そこで発揮するべき強みもターゲットとする顧客も分からないです。
 
まずは、自分はどこの戦場で勝負するかを明確にしましょう。
 
例えば、マクドナルドはどうでしょう。「ハンバーガー」という戦場でしょうか?
そうするとモスバーガーやバーガーキングだけしか競合として見えてきません。
 
「手軽に食事を済ませられる場所」を戦場として考えると、コンビニや牛丼チェーンなどの競合が見えてきます。
 
どれだけこのBattle field(戦場・競合)を最初に明確にすることが重要か理解いただけたでしょうか。
 

Asset(独自資源)

独自資源は、自社や自分が持っている特有の財産です。
 
この独自資源はソフト資源とハード資源に分かれます。
 
自社で考えると、ソフト資源の代表例は人材やノウハウ、文化など。
 
ハード資源の代表例は、工場や設備、資金などです。
 
他社が持っていない独自資源をしっかり見極めることで続いての強みに活かすことができます。
 

Strength(強み)

独自資源=強みと考える人が多いかもしれませんが、独自資源は事実です。
 
それを強みと捉えるか弱みと捉えるかはその人次第です。なるべく他社にない独自資源を見つけ出し、それを強みとして差別化していきましょう。
 
たとえば、他社に比べて圧倒的に人材が少ないという事実は独自資源です。
一見弱みのようですが、考え方によっては組織としての意思決定が早く柔軟に対応できるという強みになります。
 
この強みを見定める場で取り上げられているのが3つの差別化軸。手軽軸・商品軸・密着軸です。
 
この軸に関しては、前著である「ドリルを売るなら穴を売れ」でも取り上げられているのでそれに関する記事を参照してください!
 

Customer(顧客)

顧客を絞りターゲティングすることはいわずもがな大事ですが、今までの戦場、独自資源、強みが分かっていないと、的外れなターゲティングをしてしまうかもしれません。
 
重要なのは一貫性です
 
明確にした戦場で、独自資源を用いて強みを押し出していけるような顧客を選びましょう。
 
競合がいないブルーオーシャンを攻めようと良く言いますが、競合がひしめく戦場でも、自社の強みを最大限活かすことができるならそこをターゲットとしても問題ありません。
 
一番良くないのは、なんとなく年代や性別などでセグメント分けしてしまうことです。
 

Selling message(メッセージ)

今までの4つの要素は戦略であり、非常に重要ですが、それらが上手くかみ合っても伝わらなければ意味がありません。
 
このメッセージは戦略というよりも戦術ベースですが、この部分を怠るとせっかくの戦略が台無しになってしまいます!
 
これこそが広告や販促、製品などです。
 
作り上げた戦略をいかにして顧客に届けるか
 
メッセージにかかっています。
 

integration(統合)

実は一番重要なのがこれら5つの要素の一貫性
 
全ての要素を独立して考えるのではなく、必ず一貫性を持たせて戦略・戦術を考えていきましょう!
 
 

まとめ

本当にこのBASiCSというフレームワークは目から鱗です。
 
森岡さんの「USJを変えたたった一つの考え方」で学んだことが体系だってすーっと理解できた気がします!
 
絶対に読むべき名著です!
 
 
ちなみに
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