こんにちは!大学生から社会人になり、1年目が過ぎ去ろうとしている所長です。
この記事では、若輩ながら社会人として1年間過ごしてきて学生との圧倒的な違いを痛感した経験をお話していきたいと思います。
学生時代はベンチャー企業を中心に就活をしていたものの、最終的に大手消費財メーカーへ行くことに決めました。
その時のお話はこちらの記事でまとめているので、ベンチャーと大手で迷っている人は是非読んでみてください!
現在は、大学院での専門を活かしてデジタルマーケティングやデータサイエンス的なお仕事をしています。
主に学生と社会人の違いにフォーカスしていきますが、それだけじゃなくてそのギャップを埋めるための方法も簡単にお伝えしていきますよー!
Contents
ネガティブな違い
まずは、少しばかりネガティブな違い。社会人になって感じたギャップをまとめていきます。
責任の違い
大学ではお金を払って授業を受ける。
だからそこには全く責任が介在しないんですね。
勉強をしなければ自分が被害を被るだけで他人に迷惑をかけるわけではない。
ある意味一人プレーなわけです。
しかし社会人になると、仕事をしてお金をもらう。
お金の向きが変わるのです。
そうすると全ての仕事には責任が介在することになります。
仕事をしなければ他人に迷惑をかけるかもしれない!社会人では、基本的に一人プレーからチームプレーになります。
個人的には、学生時代にチームプレーのスポーツを一回は経験しておくべきだと思います。そうすることで、チームとしての立ち回り・責任感というものを学ぶことができる。
ただ、ここで責任という名の重圧を重く受け取り過ぎる必要はありません。プレッシャーを感じすぎると、どうしても挑戦的なことが出来ないし思考のブレークスルーは起きません。
確かに責任は生じるけど、個人では到底できないことができるのが社会人のメリットでもあるのです。
会社のお金を使って同僚と一緒に大きなプロジェクトを推進する。挑戦的なことには責任がついてまわるということを肝に銘じて、何にでもチャレンジする精神が大事です。
ただここで注意しておかなくてはいけないのが、責任と権限というのを同時に持っておかなくてはいけないということ。
大きな企業にありがちなのですが、権限はないのに責任はとらされる。このようなパターンが往々にして起きやすい体質なのです。
このようなことが起きないようにするためにもプロジェクト推進の際には体制と権限の所在は明らかにしておくべきでしょう。
理不尽なことの違い
理不尽なことというのは、社会人になると本当に多い。
学生時代はそれほど理不尽なことはなかったと思いますが、社会人になると急に理不尽を感じるようになります。
一つの例には、先ほどの責任と権限の乖離があります。
権限がないので、自分の好きなように出来ず、周りの制約や半ば強引な指示を受けながら方向性を変えて進めたら上手くいかなかった。しかし結局責任を取るのは自分なんてことは往々にしてあります。
これは確かに理不尽に感じるかもしれませんが、そのような状況でいかに権限をもぎ取って推進していくかがビジネスパーソンのスキルでもあります。
とにかく学生の時は感じなかった理不尽を社会人になると感じることが多々あると思いますが、その局面をいかに乗り切るかが今後のビジネスパーソンとしての能力に響いてくると思っています。
ストレスの違い
先ほどの話に関連してきますが、過度な責任や理不尽は人間にストレスを与える可能性があります。
学生の時と比べて社会人になると圧倒的なストレスが襲い掛かってきます。
適度なストレスはパフォーマンスを高めますが、極度のストレスはパフォーマンスを下げることはおろか体を蝕む可能性も。
昨今、様々なニュースなどで話題にもなっていますが、ストレスが死に直結する場合も非常に多くなってきています。
自分は大丈夫だ!ストレスには強い!と思っている人ほど急に体を壊す可能性があります。
ストレス管理は社会人の必須スキルの一つであり、是非意識しておいて欲しい。
ストレス管理法
僕自身社会人になって、学生よりもストレスを感じることが多くなりました。そんな僕がストレスを管理できるようになった方法を簡単にお伝えします。
ストレスには成長につながるストレスと成長につながらないストレスがあると思っています。
成長につながるストレスに関しては、自分の成長につながっている!と考えることでストレスマネジメントができます。成長につながらないストレスは切り捨てるか、成長する方向へ軌道修正する。
ちなみに、ここでの成長とは会社の中での成長ではなくて、市場から見た成長。
いくら会社の中で仕事ができるようになっても、市場から見て何の能力もなければこれからの時代を生きていくことはできません。
長期的に見れば、市場から見て成長している人間の方が、会社への貢献度も高い。
だからストレスを感じたら、それが市場価値を高めるストレスなのかどうかを考えて、もし市場価値を高めないなら切り捨てる。
もしどうしても切り捨てられないなら、市場価値を高める方向へ持っていく。
コミュニティーの違い
学生の時は、自分の好きなメンバーと一緒に仲良くやっていればよかった。
しかし社会人になると、そんな悠長なことも言ってられません。
プロジェクトやチームは好き嫌いで決まるわけではなく、必然的にフィーリングの合わない人と一緒に仕事をする可能性もあります。
これって非常にストレスですよね。社会人は、仕事のストレスよりも人間関係のストレスの方が多いと言われているくらい。
ただ、これこそ先ほどのストレス管理法の出番。フィーリングの合わない人間と上手く関係を構築していくのは対人スキルという非常に重要なスキルを高めます。
このように思考の転換をしていくと自ずとストレスはなくなりますし、対人関係も良好になっていきます。
往々にして、そのような対人関係の原因は自分にあったりするんですね。
時間の違い
やはり社会人になると学生に比べて圧倒的に時間がなくなります。
生物や化学系の一部の研究室を除いて、基本的に学生は暇。人生においてこんなに暇な時期はないだろうなと思えるくらい暇。
好き放題なんでも出来ちゃいますよね。
しかしだからと言って、社会人になったら何にもできないわけではありません。
社会人になると時間がなくて、何もできないというのは時間を捻出できない人の言い訳。
そういう人に限って、ダラダラと残業していたりプライベートでゴロゴロYoutube観ていたりするんです。
もし、本当にやりたいことがあるなら時間は捻出できるはず。
確かに学生と比べると時間はなくなりますが、その分自分の可処分時間をシビアに見つめ直すことで、学生時代より効率の良い時間の使い方はできます。
現に、僕自身学生時代よりもブログを書いています。何かを本気でやろうと決めたら全然時間は作り出せる。
是非、学生からヌルっと社会人になるのではなく、時間の使い方を意識して満を持して社会人になりましょう!
くだらないマナー・作法の違い
学生の時はそれほど気にしなくてよかったマナーや作法が社会人になると必要になります。
必要最低限の作法は必要だと思いますが、くだらないモノが多すぎる!
メールだって要点だけかいつまんで連絡すれば良いし、タクシーや会議の座る順番だってぶっちゃけどうでも良い。
くだらないマナーを押し付けてくる人はまだまだいますが、必要最低限のマナーだけ出来るようにしてそれ以外は無視しましょう。
接する相手を嫌な気持ちにさせないことが大事。過剰な気の遣い合いは仕事のジャマになることを覚えておきましょう!
ポジティブな違い
ここまで少々ネガティブな違いを述べてきましたが、もちろん社会人になるとポジティブな違いもたくさんあります!
続いてはポジティブな違いについて見ていきましょう!
お金の違い
かなりネガティブなことばかりを取り上げてきてしまいましたが、ポジティブなことももちろんありますよー!
学生時代は、ほとんどの人が年100万ほどで過ごしていたと思います。しかし、社会人になるとその3倍ほどのお金は1年目から自由に使えます。
企業によっては、5倍~も夢じゃありません。
やはりお金があると、今まで気軽に食べれなかったものを食べたり、行けなかったところに行ったりできるようになります。
新たな経験には、どんどんお金を使うべきだと僕は思っています。なぜならそれは、自分への投資であり社会人としての知見を広げることになるから。
ただ、社会人になってお金がいっぱい入ったからといって無駄遣いするのはやめましょう。
自分への投資を意識してお金を使うと、正のサイクルでお金が入ってくるようになりますよ。
信用力の違い
社会人になると信用力も格段に上がります。
クレジットカードはタイプによっては無条件でゴールドカードへ!
月額使用上限も引き上げられ、自由に使うことができます。ただ、使いすぎは禁物!
社会人の時、借りることの出来なかったローンも比較的借りることができ、夢のマイホームや新車を手に入れることができます。
もちろん、信用力が高まる分周りへの配慮も考えなくてはいけません。あなたは社会人としての責任・会社の看板を背負っているわけです。
学生の時のような度を超えた遊びはできなくなります。節度を持って遊びましょう。
学生時代は、スマホを失くしたりカバンを紛失しても、自分が被害を被るだけでしたが、社会人になると会社の機密情報などを保持しているため甚大な被害を被る可能性があります。
信用力の高まりと共に背負うモノも大きくなることを意識しましょう!
まとめ
学生と社会人の違いをまとめてきました。
社会人になってみて思うのは、想像していることとのギャップは少なからずあるということ。
そして、社会人になるまでに気持ちの準備をしていない人は大きく出遅れる。
学生から社会人になるというのは人生で最も大きな節目なんです。
現在学生の方は、社会人マインドを持って残り少ない学生生活を過ごしましょう!
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