こんにちは!
消費財メーカーでデジタルマーケティングに携わっている所長です。
あなたは、マーケティングとブランディングの違いを明確に答えられますか?
マーケティングもブランディングも定義がフワフワしていてつかみどころのない概念ですよね。
この記事ではそんなマーケティングとブランディングの定義を明確にして、違いをお伝えしていきます。
Contents
マーケティングとは
まず、マーケティングとは何でしょうか。様々な定義があるのですが、日本マーケティング協会の定義を例に見てみましょう!
マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。(出典:日本マーケティング協会)
ふむふむなるほど。つまりは顧客を理解して市場を創造する活動のこと。
もっと簡単に言うと「売れる仕組み作り」。これがマーケティングです。
マーケティングと言うと、プロモーションのイメージが強いかもしれませんがプロモーションはマーケティングのごく一部。
売れる仕組み作りは全てマーケティングであるため、商品開発も市場調査もプロモーションも、はたまた営業活動もマーケティングであると言えるのです。
ブランディングとは
ブランドと聞いてあなたは何を思い浮かべますか?
ルイヴィトン?スターバックス?
ブランドとは「消費者の頭の中に醸成された意味」のこと。
同じコーヒーでもスターバックスのマークが付いているのと何も付いていないのでは、消費者がそこから想起する意味と感じる価値は違います。
そして、そのような「意味」を消費者の頭の中に積み上げていくのがブランディングなのです。
消費者の中に意味が積み上げられていくと、その商品やサービスは付加価値も持つようになり多くのお金を払ってもらえるようになります。
ブランディングに関してはこちらの記事に詳しくまとめているので良ければ見てみてください!
マーケティングとブランディングの違い
ここまで見てきて勘の良い人は分かっているかもしれませんが、
実はブランディングとはマーケティングの一部。
マーケティングは「売れる仕組み作り」
ブランディングは「消費者の頭の中に意味を積み上げること」
商品やサービスが売れるためには、消費者の頭の中に意味を積み上げることが非常に重要なのは言わずもがなでしょう!
ブランディングとはマーケティングの一部なのです!
そしてブランディングはマーケティングの根幹になる非常に重要な概念。
ブランディング戦略がフワフワしていると、商品開発や販促・プロモーションに一貫性がなく消費者の頭の中に共通の意味が積みあがらず、商品やサービスは売れません。
必ず、ブランディング戦略を明確にした上で社内のステークホルダーに浸透させていきましょう。
まとめ
マーケティングとブランディングの違いについて見ていきました。
最後にもう一度おさらいしておきましょう!
■マーケティングは「売れる仕組み作り」
■ブランディングは「消費者の頭の中に意味を積み上げること」
■ブランディングはマーケティングの一部である
ブランディング戦略が全てのマーケティング活動で一貫して浸透していると長期的なLTVが大きく上昇して商品やサービスの価値は盤石なモノになります。
作れば売れた時代であったのが、今では作ってもなかなか売れない。いかに消費者の頭の中に意味を積み上げられるかがマーケターの勝負どころ。
マーケティングとブランディングに関して明確に理解してビジネスをスケールさせていきましょう。
ちなみにマーケティングを勉強するのにオススメの本を以下にまとめているので良ければ見てみてください!
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