何かと話題のキングコング西野亮廣氏。
周りに流されることなく明確な意志を持って行動していてめちゃくちゃ尊敬できる人の1人です。
西野さんの出した本は必ず読むようにしているので、この記事ではそれぞれについてレビューしていきたいと思います。
出来るなら全部読んで欲しいのですが、1冊だけでも読んでもらえば西野さんの素晴らしさが伝わると思います。
Contents
西野亮廣という人間
西野亮廣さんって急にTVで観なくなりましたよね？
キングコングというコンビで、若手のうちからM-1出場、冠番組もいくつか持つなど大出世。
そんな華やかな出世コースにいた西野さんはなぜ急にTVに出なくなってしまったのでしょう。
それは、
自分を偽りたくなかったから
誰かに敷かれたレールの上を歩きたくなかったから
TVでは、誰しもが決められたことを自分の意と反して言わなくてはいけません。
もし番組を壊すようなことがあればもちろん編集でカットされ、今後は出番がなくなるかもしれません。
TVには媚びを売らなくてはいけません。それが嫌だった西野さんはTVに出ることを辞めました。
また、お笑い芸人の生き方はさんまやダウンタウンなどの大御所お笑い芸人の上に成り立っていました。
自分が売れても、それは先人たちが築きあげてきた枠組みの中での話。
他人に敷かれたレールの上ではなくて自分でレールを敷きたいと思った西野さんは、自分の好きなこと・偽らずにできることを行って生きていこうと決めるのです。
そして物凄い意志と熱量を持って数々の素晴らしいプロジェクトを成し遂げているんです。
西野亮廣さんのビジネス本
それでは西野亮廣さんのビジネス本について見ていきましょう！
魔法のコンパス 道なき道の歩き方
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西野亮廣さん初のビジネス本。
初めて西野さんの本を読んで感激しました。
どんなビジネスマンにもオススメ出来る本です。
ビジネスマインドやイノベーションの起こし方にも触れていますが、実践的な内容というよりも心が奮い立たされるという意味で自己啓発本に近いかもしれません。
話題になった「えんとつ街のプペル」や「ハロウィーンのゴミ掃除」など真相がビジネス観点から学ぶことができます。
詳しくはこちらにまとめています。
革命のファンファーレ 現代のお金と広告
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西野さんのビジネス本2冊目！
こちらは、「えんとつ街のプペル」に関してよりビジネス観点から述べられています。
また、ここで出てくる、しるしを付けた本を高額で売り買いするプラットフォームの「しるし屋」構想が最高に面白い。
正直、魔法のコンパスと被る部分も多いので、どちらか1冊読んでおけば西野さんのビジネスマインドはある程度トレースできると思います。
詳しくはこちらにまとめています。
バカとつき合うな
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堀江貴文氏と共著で出版した「バカとつき合うな」
こちらは世の中のバカについてガンガン切っていく気持ちの良いような心にグサリと刺さるような本。
なんかマンネリした毎日を送っていて前進していないなと思った人は「バカとつき合うな」を読んでバカ呼ばわりされましょう。ビジネス書というより自己啓発書ですね。
西野さん特有のそんな視点あったのか！という驚きはあまりありません。
詳しくはこちらにまとめています。
新世界
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満を持して出版された西野さん単著3冊目！
西野さんが当初から言っている信用を貯めろ！というお話に関連して、新たな話がいくつか取り上げられていました。
例えば、吉本興行2.0。
西野さんは、これだけ幅広く活動していながら吉本興行にも籍を置き続けているのですが、それは吉本興行という肩書と居場所が西野さんにとって得だから。
そんな西野さんは吉本興行に恩返しの意味を込めて、芸人専用のクラウドファンディングサービスを立ち上げました。
「魔法のコンパス」「革命のファンファーレ」と被る内容もありますが、目新しい内容も多いです。
詳しくはこちらにまとめています。
新・魔法のコンパス
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初の文庫本として出版された単著4冊目！
魔法のコンパスから3年が経っていますが、魔法のコンパスの内容からは大きくアップデートされています。
これを機に、ビジネス書の出版は中断するとも言っている西野さん。西野さんの考えを書籍から吸収できるのはこれで最後かも・・・（西野さんはブログやオンラインサロンをやっているのでそこから吸収できます）
これにてビジネス書から撤退すると宣言しているだけあって、今までの集大成とも言える内容になっています。
第1章・第2章はお金と広告のお話。何度西野さんの話を聞いても心にグッとくる。
この世の中の不都合な真実を全く違った切り口から紐解いていくんです。
広告においていかにセカンドクリエイターを巻き込まなくちゃいけないかという話が面白い。
今までは、クリエイターが居てそれをサポートするセカンドクリエイターがいてオーディエンスが多数いるという状況でしたが、現代はセカンドクリエイターが激増。
オーディエンスとして最終アウトプットを教授するのではなく、自分が主体的に何かを作り上げることに価値を感じる人が増えているのです。
それゆえに、西野さんの企画するイベントはスタッフ券が真っ先に売りきれます。
そして、今作の真骨頂は第3章のファンというテーマ。
西野さんの運営するサロン「西野亮廣エンタメ研究所」は2万3000人を超える日本最大のサロン。そんなビッグサロンのオーナーとして西野さんはファン作りをどのようにとらえているのかという視点が非常に面白いんです。
ファンを作るためには、情報ではなくストーリーを提供しなくてはいけない。そしてそのストーリーには感情の高低差が必要なんです。
とにかく最高の本に仕上がっていますので是非読んでみてください。ちなみに西野さんから読者への最後の手紙は涙ちょちょぎれます。
まとめ
西野亮廣氏の熱量を感じ取ることのできる各ビジネス本を紹介してきました。
本当に心が打たれる良い本ばかりなので是非読んでみてください。
西野さんの本を読んでいない人は損してます！笑
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