既存の競争の枠組みで疲弊していませんか?
常に他人モードで人生を生きていませんか?
少しでも当てはまると感じるなら読んで欲しいのがこちらの本!
直感と論理をつなぐ思考法
現代はVUCAの時代と言われています。VUCAとはVolatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)のこと。
そんな現代では、既存の枠組みで考えていても突き抜けることはできない。
一見根拠のない直感・ビジョンを現実の世界に適用することのできる人間がマーケットにインパクトを与えているのです。
山口周氏の著書、世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」、という本の中でもロジックで考える限界を問うています。
現代では、いわゆる戦略コンサルが推し進めてきたロジック重視のスキームではレッドオーシャンで疲弊してしまう。
だからこそ、既存フレーム起点ではないビジョン思考で考えるべきなんです。
この記事では、そんなビジョン思考を鍛えるための方法についてまとめていきます。
Contents
2つの軸で分けられた世界
まずはこの図を見てみましょう。
直感と論理をつなぐ方法の中で取り上げられている4つの世界を自分なりの解釈を加えて名称をつけたものです。
右下はクラフト思考。古き良き日本企業はこの思考法。今までの経験がものを言う世界で、常にカイゼンを続けて地道に実績を積み重ねていく。
そこの世界から一歩飛び出したのが左下の象限のロジック思考。コンサルファームなどが作り上げたフレームワークは、今までのクラフトマンシップ的な経験がなくともフレームに落とし込みロジックを駆使することで新たな市場を作り上げることができました。
しかし、現代ではロジック思考だけでは0→1は厳しい。そこで生まれたのが右上のデザイン思考。
ただ、その道を歩んだデザイン思考は課題解決に寄っておりどうしても他人モードになっている。自分の本当にやりたいこと、心の底から湧き上がっていくビジョンをアートの力で達成していくのが、ビジョン思考なのです。
究極的には、人間はこのビジョン思考に到達することで個人の自己達成とマーケットへのインパクトを与えることができるのだとか。
続いては実際にビジョン思考の脳に切り替えるための具体的な方法について見ていきましょう!
ビジョン思考を鍛えるトレーニング
直感と論理をつなぐ思考法では、ビジョン思考を鍛えるトレーニング方法について詳しく載っています。ここでは、その中で一部抜粋して見ていきたいと思います!
まっさらなノートに自分の妄想を書き連ねる
何も書かれていないまっさらなノートに自分の悩み・思っているコト・妄想を書き連ねる時間を日々少しでも作ることが大事なんだそう。
そして、書く時は毎日2ページなどとページ数を決めて、少なくとも1か月は続けることが大事。
とはいえ、なにを書けばいいんじゃい!という話だと思うので、子供のころに熱中してたことは何か?100億円もらったら何がしたいか?と自分に問いかけていくことが有効だそう。
このノートは何度も書き直せるのでビジョン思考に最適です!実際に早速ノートをポチって実践しています。
逆さまスケッチ
普通のスケッチでは、スケッチ対象を既存概念で捉えてしまい本質を描くことができません。
ペットボトルを描こうとすると自分の中に形作られたイメージで描いてしまうので光の反射などを表現できないのです。
そこで、既存概念を取り払うトレーニングとして最適なのが逆さまスケッチ。スケッチ対象を逆さまにすることで既存概念で捉えていては気付かなかった細かなことに気付けるようになります。
カラーハント
知覚力を高めるトレーニングとして最適なのがカラーハント。
1日の始めに一つの色を決め、1日中その色を意識し続けて行動する。
そうすると普段気付かなかった景色に気付くことができるのです。
まとめ
直感と論理をつなぐ思考法は、今後この目まぐるしい変化の世の中を生きていくためには必ず身に付けておかなくてはいけない思考法。
是非「直感と論理をつなぐ思考法」を身に付けて、自分のビジョンを起点としマーケットにインパクトを与えましょう。
興味を持った方は是非本書を読んでみてください!
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